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宇宙地球環境研究所全学技術センター

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アドバイザリーボード

時代を拓く科学の英知

【環境医学研究所 RIEM(昭和 21 年設置)】 健康な次世代を育成するために、近未来医学にチャレンジします。

附置研究所

名古屋大学の窓口 ― 学問のおもしろさを知る場、憩いの場

 博物館は、社会に開かれた名古屋大学の窓口として、皆さ んをいつでもお待ちしています。名古屋大学でどんな研究 成果が積み上げられてきたか、今ホットな研究は何かなど、

名古屋大学のことを知りたいと思ったら、まず、博物館にお いでください。豊田講堂の向って右にある「古川記念館」は、

火曜日から土曜日の午前10時から午後4時まで開館してい ます(入場無料)。展示コーナーの標本資料にかこまれた環 境のなかで音楽を楽しんでリラックスしていただける「博 物館コンサート」や、さまざまな学問分野のことがわかる

「博物館特別講演会」も開催しています。

 また、東山キャンパスの南東(全学教育棟南側)にある「野 外観察園」は、約800種の植物が生育しており、隣接するセミ ナーハウスの2階では観察園についての展示も見ていただ けます。月曜日から金曜日の午前10時から午後4時まで開い ています。

 古川記念館(博物館)でご覧いただける展示には、常設展 のほか、期間限定の特別展・企画展があります。常設展のお もな内容は以下のとおりです。

1.名古屋大学のノーベル賞:2001年化学賞の野依良治博 士、2008年物理学賞の小林誠博士、益川敏英博士、2008年 化学賞の下村脩博士、2014年物理学賞の赤﨑勇・天野浩博 士の研究内容と研究の背景。

 2011年、ES総合館2Fに、ノーベル賞展示室が新設されま した。

 名古屋大学には、世界の最先端の研究を推進するため、3つの大学附置研究所が設置されています。これらの研究所では、全国の大学 の研究者と共同研究を実施するとともに、最新の研究成果に基づき大学教育に参画しています。

2.濃尾平野の生い立ちと木曽三川流域の自然誌

3.電子顕微鏡:名古屋大学の電子顕微鏡研究の歴史を実物 機器によって紹介するとともに、卓上走査型電子顕微鏡 を実際に使ってミクロの世界を体験するワークショップ も開催。

4.フィールドワークと名古屋大学:フィールドワーク(現地 調査や観測)は、さまざまな学問分野において欠くことの できない重要な研究手法です。その名古屋大学による研 究成果を紹介。

5.知をつくる-名古屋大学の研究紹介: 「ものづくり」の風土 の中で「ひとづくり」 (勇気ある知識人の育成)に励む名古 屋大学の研究の一部を、創設期から最新まで幅広く紹介。

 人類が生活する環境は、20世紀の後半から加速度的に変 貌しており、健康への影響が一層深刻となり、複雑化してき ています。私たちが目指すのは、30~50年後の近未来社会を 想定して、その中でヒトが安全、快適に生存し、健全な次世 代を育てていくための医学的条件を明らかにし、それを可 能にするための対策を提案することです。

 私たちは近未来の環境変化を三つの視点(超高齢社会の 到来、有害物質の増加、生活圏の拡大)で捉えており、そこか ら発生する健康問題に対して、次の三つのグループが強い 連携をとりながら研究を進めています。

Ⅰ.ストレス受容・応答では、生体は外界から刺激(ストレス)

を感知し、応答することで恒常性を保つ仕組みを神経系 及び内分泌・代謝系のネットワークで研究しています。

Ⅱ.生体適応・防御では、生命の維持に直接かかわる問題と して、脳機能、発生・遺伝子及び心・血管をとりあげ、革新 的な予防・治療法開発を目指しています。

Ⅲ.次世代創薬研究センターでは、実用的な薬の開発を行う 薬効解析部門(産学連携)を中心的に普通の大学ではあ まり持っていない新薬開発用の設備を共同で利用でき るほか、薬の開発には欠かせない動物実験や共通機器の 管理を行うサポート部門、若手研究者の独自のアイデア で研究活動を行うプロジェクト部門で構成され、新しい コンセプトの薬を生み出す研究を行っています。

www.num.nagoya-u.ac.jp

博物館

展示(アンモナイト)の説明を受ける様子

特定神経を光に応答するように改変すると睡眠-覚醒がコントロールできる‼

MAP

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MAP 自動運転車両を用いた実験

C26

C24

D41

E32

【宇宙地球環境研究所(平成27年設置)】 宇宙から地球生命圏にいたる壮大なシステムの融合的・包括的な研究を展開  宇宙地球環境研究所は、太陽地球環境研究所と地球水循環研

究センターおよび年代測定総合研究センターが統合し、宇宙科 学と地球科学を結び付ける全国で唯一の研究所として、2015年 10月1日に新しく発足しました。この新研究所は、地球・太陽・宇 宙を1つの壮大なシステムとしてとらえ、物理学・化学・生物学に またがる広い融合的分野の研究を推進し、地球環境問題の解決 と宇宙にひろがる人類社会の発展に貢献することを目的として います。このためには、宇宙・太陽圏・電磁気圏・大気圏・水圏・生 物圏・地圏が密接に関係するシステムを包括的に理解する科学 の構築と推進が必要です。これらの領域を切れ目無く連続的に 研究することで、領域間の相互作用を明らかにしていきます。

 本研究所では、地球温暖化や台風、集中豪雨などの極端気象、

PM2.5などの大気や海洋の汚染問題、オゾン層破壊、GPS・携帯 電話など通信網の障害、電力障害、放射線帯電子(キラー電子)に よる人工衛星故障、宇宙放射線による航空機・宇宙飛行士の被曝 など、人類が直面している課題と密接に関係している問題の解 明に取り組んでいます。また、我々の住んでいる地球の環境がな ぜこのように居住可能となり、将来どのように変遷していくの かを、数十年から数百万年のタイムスケールで解き明かし、我々 がどこからきてどこへいくのか、と言う問いかけに答えるとと

もに、普遍的かつ未知の物理・化学法則を探求するロマンと好奇 心をかきたてるサイエンスを展開することを目指しています。

本研究所は、理学研究科、工学研究科、環境学研究科の学生に対 する教育も行っており、また国内外の様々な研究機関と共同研 究を行っています。

【未来材料・システム研究所(平成27年設置)】

持続可能な社会を目指した課題解決型の研究を推進  地球規模での環境制約の下、資源・エネルギーの枯渇問題に 対して、工学的視点からの先端研究は、その解決を見出すにあ たり最短の学術領域です。特に、エネルギー問題は人類にとっ て非常に重要な解決すべき課題であり、これをブレークスルー する技術が求められています。そのための革新的省エネルギー

(エネルギーの創出・変換、蓄積、伝送、消費の高度化・超効率化)

技術の研究を含む幅広い材料とシステムに関する研究を実施 し、人間と自然が調和する豊かな未来の環境調和型社会の実現 に貢献することが当研究所の目的です。

 所内には平成27年度に2つのセンターが新設されました。 『附 属高度計測技術実践センター』では、これまで培ってきた物性 評価のための電子顕微鏡などを駆使し、基礎科学の発展を強力 に推し進めます。 『附属未来エレクトロニクス集積研究セン ター』では、エネルギー消費の大きな削減を実現する素子とし て期待されるパワーデバイスの開発に取り組みます。その一つ である“窒化ガリウム半導体”研究では、本学が世界に誇る開発

実績があり、平成27度に本学に設置された“オールジャパンの GaN研究コンソーシアム”と連携して研究を推進していきます。

『材料創製部門』、 『システム創成部門』および寄附研究部門、産 学協同研究部門では、先端的な材料・デバイス等の要素技術に 関する基礎研究から社会実装のためのシステム技術までを一 貫して俯瞰した研究を、2つのセンターと連携して推進してい ます。

 さらに、学内外の多く の研究者と有機的に連携 し、環境・エネルギー等分 野の生活革新材料の開発 にも取り組みます。この ような研究を通じて、大 学院生や学内外の研究者 の育成等の教育にも貢献 します。デバイスと材料・

計測・システムのシーズ・

ニーズの交流が可能な研 究者が一つの組織に属 し、共同利用・共同研究拠 点としての革新的省エネ ルギー技術開発という目 的に向かって足並みをそ ろえて研究開発を行える 体制は他に類をみない本 研究所の特徴です。

施 設 紹 介

反応科学超高圧走査透過型電子顕微鏡 JEM1000K RS

レーザー励起による窒化物半導体の発光特性評価 注:撮影のため安全に配慮して保護メガネを外しております。

学内共同教育研究施設等

【遺伝子実験施設】

 植物ゲノム及びタンパク質研究の中核拠点として、組換 えDNA実験、タンパク質合成、植物の遺伝子やゲノムに関す る教育と研究を行い、学内外の研究者の共同利用や共同研 究に役立てられています。共同利用サービスとして、DNA塩 基配列決定、次世代シーケンサーを活用した全ゲノム解析 やタンパク質合成を実施しています。また、本学の組換え DNA実験の安全管理の中核を担っています。

【法政国際教育協力研究センター】

 2002年の設立以来、大学院法学研究科とともに、法律学・政治学分野での国際教育協力を推進する日本初の研究ネットワーク 拠点として法整備支援事業を展開しています。アジア諸国の国づくりに向けた法整備に貢献するため、法令起草や司法制度の整 備への協力、法曹養成・法学教育等法律家の育成等の支援を行っています。また、アジア諸国法研究および法整備支援理論研究の フロンティアとして、アジア・欧米関係機関との共同研究事業も推進しています。

 2005年以降、アジア7ヶ国8ヶ所に「日本法教育研究センター」を設置し、現地の大学生に対する日本語による日本法教育を行う ことにより、アジア諸国で求められている、自国の法律を自らつくり運用できる人材を育成しています。

 長年の実績が評価され、2016年に法政国際教育協力研究センター(CALE)が本拠を置く新棟「アジア法交流館」が完成しまし た。アジアの法律家・学生・市民が多く集い、法と政治の情報交流が活発に行われる広場“AGORA”として、アジア法交流館が新た な知の創造拠点となることを目指しています。

【物質科学国際研究センター】

 高度な機能を持つ先導的物質の創造に関する国際的な研 究拠点として設立され、無機物質合成・有機物質合成・物質 機能・生命物質・分子触媒の幅広い領域で先導的な研究を展 開しつつ、若手研究者の育成を行っています。また、研究支 援組織の化学測定機器室では最先端の化学分析に関する教 育研究を行うとともに、化学測定機器の共同利用を支援し ています。

【高等教育研究センター】

 高等教育に関する専門的・実践的な研究・調査と、それを 通じた高等教育の質の向上への貢献を目的としています。

各種研究資料の刊行・ツール開発・各種セミナーの開催等に よる大学の教育改善支援、教育改革に関する知見の提供を 行っています。

【農学国際教育協力研究センター】

 開発途上国が抱えている食料・農林水産業・環境など農学 分野の問題を解決するための国際教育協力を推進する日本 の拠点です。途上国の実情に配慮した農業技術の開発と、そ れを担う国内外の人材を育成することを目的としています。

共同施設

MAP

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MAP F36 D11

F38 C11

D24

D210

B4 4

E1 1

MAP P93~P94 をご覧ください。

B21

C53 宇宙地球環境研究所が対象とする領域と諸課題

アジア法交流館 F38

F33 D41

MAPE23

【アイソトープ総合センター】

環境試料中の放射性同位元素を高精度で分析する ゲルマニウム検出器(自動試料交換装置付)

 放射性同位元素およ

びエックス線を用いた

教育研究を行うととも

に、全学に向けた安全教

育を行い、大学全体の安

全管理を総括していま

す。様々な放射線測定機

器が整備されており、幅

広い分野で学内の共同

利用、共同研究に役立て

られます。

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